事業紹介

「生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもが幸せに生きていける社会の実現」
をめざし、それぞれの事業を展開しています。

もう一つの家族

CFAKids

長期休みも含めると、学校に通うよりも長い時間を過ごす放課後。学校のように学習指導要領などがなく、こどもにとっては自由で、遊びと学びの可能性にあふれた放課後の時間。一方で、決められたことがないからこそ、家庭の経済状況によって格差が生み出されている時間でもあります。異年齢のこどもたち同士で育ち合うことを大切にしています。奨学制度の運用によって、家庭の経済状況に関わらず、豊かな放課後の時間を過ごすことを実現しています。

こどもたちが自分の意思で通える、居場所

駄菓子屋irodori

CFAの学生チームが企画・運営を担う駄菓子屋irodoriは、地域のこどもたちが自分の意思で来ることのできる第三の居場所です。ここは、何をしても、何をしなくてもいい場所。駄菓子を買いに来てもいいし、奥のフリースペースに遊びに来るだけでもいい。1人で来ても、友達と来てもいい。大学生と話に来たり、宿題をしに来たりしてもいい。来てもいいし、来なくてもいい。そんな居るだけでいい居場所を商店街の真ん中に作っています。大人でもない、こどもでもない大学生は、こどもたちにとっては身近なお兄ちゃん、お姉ちゃん。こどもたちそれぞれの「困りごとの入り口」となることができればと活動しています。

自由なあそびの、時間・空間・仲間

あそび大学

こどもの成長にとって、あそびは欠かせないものであるにも関わらず、現代のこどもたちには、あそびに必要な”三間”(さんま=空間・時間・仲間)が失われ続けているという危機感から、千葉大学などの他団体と協働で行っているプロジェクトです。「あそび大学」では、墨田区の町工場で使わなくなった素材を提供していただき、それらを素材としてこどもたちが自由にあそべる遊び場です。「こどもたちがなにをしても、しなくてもいい自由な空間」で、ルールはひとつ「自分を傷つけない、他人を傷つけない」ということだけ。こどもの自由な発想で、たくさんの挑戦と失敗を経験しながら成長していく、そんな場になればと願っています。

地域の公園を笑顔あふれる空間に

パークリーダー

「行き場のない足立区の小学生が放課後の時間を友人と楽しく過ごすための環境構築」を目的として、日々活動しています。こどもたちを“預かる“のではなく“見守る“を大事にしながらこどもたちと思いっきり遊びます。パークリーダーがいることによって、こどもたちの公園遊びにおける安全性が確保されることや、昼間に働いていてこどもに何かあってもすぐに対応することが難しい保護者の方々に安心していただくことにつながります。

明日へちょっぴりわくわくできる居場所

感情図書館-hidamari-

「日本中のこどもたちが自ら小さな希望を見つけることのできる居場所」を目指し、こどもの感情で本を分類し、本を読むきっかけを届けています。本が好きな子もそうでない子も、思わず手に取りたくなるような仕掛けとして、こどもの感情で本を分類する取り組みです。学生メンバーが実際に本を全て読み、hidamariに置くかどうかを議論して分類を行なっています。内容を深く理解し、感情に基づいて分類することで、こどもたちの気持ちや悩みに寄り添いたいと考えています。自分の感情に合わせて本を選び、日本中のこどもたちが自らの手で本から学び、悩みを解決するきっかけを届けていきます。