活動背景

現在、こどもを取り巻く状況はとてもきびしいものになっています。
こどもの幸福度が低いだけではなく、こどもを支える日本の大人も幸福度は世界で40位にも入っていません。
こどもがどんな環境にあっても、しあわせを感じて生きていけるよう、
支えていくのが私たちの使命だと考えています。

こどもを取り巻くきびしい環境

いじめが激増している

ここ15年で、小学校におけるいじめの認知・発生割合は約8.2倍と激増しています。生命、身体、精神、金品等に重大な被害を及ぼすような事態の発生件数も増加の一途をたどっています。

いじめの認知(発生)件数
いじめの認知(発生)件数グラフ

令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果より

校内暴力も激増

ここ15年で、小学校における暴力行為も12.7倍と激増しています。校内暴力といえば、中学校の問題でしたが、現在は小学校での発生件数が中学校を上回り、小学校の問題となっています。

暴力行為の発生件数
暴力行為の発生件数グラフ

令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果より

不登校も増加の一途

不登校も増加の一途をたどっており、約24.5万人ものこどもが不登校となっています。小学校では、77人に1人、中学校では20人に1人が不登校なのです。

不登校児童生徒数の推移
不登校児童生徒数の推移グラフ

令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果より

こどもの自殺は過去最多を更新

日本は若い世代の死因1位が自殺で、これは先進国(G7)のなかでは日本のみとなっています。1年に500人にも及ぶこどもが自ら命を落とすという由々しき事態が起こっています。

児童生徒の自殺者数の推移
児童生徒の自殺者数の推移グラフ

警察庁発表「自殺者数」、厚生労働省「自殺統計に基づく児童生徒の自殺者数の推移」を元に作成

小学1年生から下がり続ける、
こどもの自己肯定感

日本のこどもは自己肯定感が低いことで知られていますが、東京都教職員研修センターによる「自尊感情や自己肯定感に関する研究」によると、小学校、中学校において自己肯定感が下がり続け、「小学3年生」・「中学1年生」において自尊感情に大きめの落差が見られることが指摘されています。

自分を肯定的に評価する感情

調査は、各項目に対して「4:そう思う」「3:どちらかというとそう思う」「2:どちらかというとそうは思わない」「1:思わない」の4段階を設定し、回答を集計した

自分を肯定的に評価する感情 調査結果グラフ

東京都教職員研修センターによる「自尊感情や自己肯定感に関する研究」

こどもだけではなく、しあわせではない日本の大人

大変な状況にあるこどもたちですが、日本はこどもだけではなく、大人も幸せではないのが現状です。
こどもを支え、寄り添っている大人もしあわせではないのです。

世界幸福度ランキング

世界3位の経済大国にも関わらず
日本の幸福度は47位でしかありません

順位 国名 スコア
1 フィンランド 7.821
2 デンマーク 7.636
3 アイスランド 7.557
4 スイス 7.512
47 日本 6.039

国連「World Happiness Report」2022より

先進国のこどもの幸福度ランキング

身体的健康度は世界1位にもかかわらず、
精神的幸福度は38ヵ国中37位

順位 国名 精神的幸福度(位) 身体的幸福度(位) スキル(位)
1 オランダ 1 9 3
2 デンマーク 5 4 7
3 ノルウェー 11 8 1
4 スイス 13 3 12
20 日本 37 1 27

ユニセフ「レポートカード16」2020より

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「生まれ育った家庭や環境に関わらず、
だれもが幸せに生きていける社会の実現」を
めざしていきます。