「やっぱり、ここだな。」CFA学生チームからCFA職員になった”まゆちゃん”の物語
山下 茉優(まゆちゃん)
大学時代にCFA 学生チームに入り、「駄菓子屋irodori」でこどもの居場所づくりの楽しさに触れ、大学卒業後CFAに入職。
ーCFA学生チームに入ったきっかけは何ですか?
大学の養護教諭の先生になるコースに通っていて、学生の9割ぐらいが保健室の先生になるところでした。ただ、私は「こどもたちにとって、学校に来ることだけが正解なのか?」と考えていて。。。
このまま教員になるために勉強するのか?違う道を探して就職活動に注力すべきなのか?
とても迷っていました。
そんなもやもやがあるまま、学校で働く決断をすることができなかった日々が続き、ある時「一度、自分がもともとやりたかったこどもの居場所づくりの活動をしてみたい」と思い立ったんです。
それでこどもたちの居場所を実施している団体を探していたら、activoのページで「駄菓子屋irodori」を見つけたんです。「こどもの居場所+駄菓子屋」というキャッチコピーに惹かれました。私自身がこどもの頃よく駄菓子屋には通っていて、学童に通っていなかった私にとっては駄菓子屋が居場所でした。新しく立ち上がったばかりなところも、すぐに応募を決めたきっかけでした。

ー学生チームで実際に活動してみて、いかがでしたか?
入った最初の日に「あぁ、いいなあ」って、思ったんです。
ちょうど初日、学校になかなか行けていないこどもと、お母さんが来てくれたんです。
一緒に遊んでとても仲良くなり、その子にとっても、お母さんにとっても、大学生とフリースペースで遊ぶ時間が心の拠り所になっていきました。お母さんからは「こういう居場所があるのは本当にありがたいです」と嬉しい言葉をかけていただき、第三の居場所づくりへのやりがいを強く感じました!
そこから学生チームの活動に積極的に参加するようになり、駄菓子屋irodoriの活動を知ってもらいこどもたちに継続して来てもらうために「irodori通信」を作ったりもしました。

ーCFAの職員になろうと思ったきっかけは何ですか?
駄菓子屋irodoriで活動しているうちに、CFAには学童保育CFAKidsや、他の学生チームの事業、あそび大学などたくさんの事業があることを知り、素敵な団体だなと感じていました。
職員としてCFAに関わりたい!というふわっとしたイメージは持ちつつも、こどもたちの幸せに携われる一般企業の選考も進めていたため、決断することができず。。。という状況でした。
決め手になったのはCFA合宿でした!
職員の方も学生もみんな真剣に団体の未来について語り合っていて。
「こどもたちのために」と熱い想いを持つ職員の姿を見て、かっこいいと感じました。
合宿が終わった後に、「やっぱり、ここだな」って思えたので、迷いがなくなりました。

ーCFAで実際に働いてみて、どんなことにやりがいを感じますか?
学童保育の職員になって、校舎のこどもたちと毎日接して深く関わること、徐々に信頼関係を築いていくことに、やりがいを感じます!

あとは、周りの職員の方も優しくて、集まってご飯食べたりする瞬間も、みんなと出会えてよかったなと思えて、素敵な時間ですね。
校舎のペアのリーダーや誕生日の職員にメッセージを送るカルチャーがあるのも、とっても素敵だと思っています!
そして、自分自身の成長を感じられるところも、大切なやりがいです。
一年を通してこどもたちとの関わりをブラッシュアップしていったり、たくさんのイベントを経験したりして、自分が変われていることを実感しています。CFAでもっともっと、成長したいなと思っています!
