【ご報告】CFA全体合宿を行いました!
2022年5月14日・15日の1泊2日で、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、CFAの全体合宿を行いました!
※当日は、新型コロナウイルスの感染防止対策を十分に行って実施しております。
全体で約90人ほどが参加。
職員もボランティアも、CFAに関わってくださっている社会人のかたも、初めて一堂に会する場となりました。
合宿の冒頭に、代表の中山が提示したのは1枚の絵。
「我々はどこから来たのか、我々は何者なのか、我々はどこへ行くのか」と題したゴーギャンによる絵でした。
CFAが取り組む事業は、2020年度まではほぼほぼ学童保育事業でした。
2021年度に駄菓子屋irodoriがスタート、また今年度はローカルメディア事業や食堂事業が立ち上がる予定になっています。
その結果、CFAに関わる方、特に大学生ボランティアがとても増え、職員もボランティア同士でも、お互いのことやお互いがやっていることを知らないということが徐々に起こり始めていました。
まさに、ゴーギャンの絵のタイトルのように、CFAの過去や現在を知り、CFAの未来を考えることを目的とした合宿でした。
合宿の2日間は、以下のような盛りだくさんの内容で進行しました。
5月14日
・CFAの各事業の紹介
・社会人のかたによるキャリアトーク
・前野マドカ先生による幸福学ワークショップ
「幸福学(well-being)のサイエンスを学び、体験しよう!」
・合宿ワーク「ミッション:CFAの未来を創造セヨ!」
5月15日
・オリエンテーション
・合宿ワーク続き
・社会人のかたによるキャリアトーク
・合宿ワークのチーム発表
・閉会式
どの内容もとても印象的だったのですが、こちらでは前野マドカ先生による幸福学のワークショップと合宿ワークについて、合宿の企画を担当してくれていた、大学生メンバーの感想をお届けします。
------------
■前野マドカ先生による幸福学のワークショップ
「印象に残る自己紹介」を行ってから、マドカ先生の講義が始まりました。
Well-Beingの概念や、幸せには4つの因子があることなどを学びました。
その後は、主に4人で構成された班での活動です。
カードを用いて、過去の自分を振り返ったり、身近な人への感謝の気持ちを書いたりして、班の中で共有しました。班ごとに短い劇を作って披露し合うということも行いました。
身近な人を1人選んで感謝の気持ちを伝えるというワークでは、なんとCFA代表の中山先生とirodori代表のむらせんがお互いに感謝し合うという奇跡が起こり、会場が大いに湧きました。
このワークショップを通じて、これから自己肯定感を高めるための行動を実践することで、少しずつ幸せマインドを作っていきたい、そして、その幸せを誰かに分けられるような、そんな人間になりたいと強く思いました。(なつみん)
------------
■合宿ワーク/チーム発表
合宿ワークでは、「CFAの未来を創造セヨ!」というミッションに基づき、班に分かれて、CFAとして取り組む社会課題について考えながら、事業づくり・ロジックモデルづくり、そしてその発表を行いました。
各班がそれぞれ取り組みたい社会課題を見出し、社会人の方々からアドバイスをもらいながら、一生懸命に取り組んでいました。また、多くの班が消灯する寸前まで話し合ったり、朝6時過ぎから準備をしたりする姿も見られました。
その甲斐あって、最終発表では、各班とも本当に素晴らしい事業を提案し、2日間の集大成を発揮することができました。
私自身、irodoriに入ってまだ1ヶ月も経っておらず、正直不安でした。
でも、CFAの職員、CFAKidsのボランティア、ローカルメディアの学生チームなど、CFA内の所属は違えど同じ理念を持っているメンバーとこの合宿ワークを経験したことによって、考え方やアプローチの仕方などたくさんのことを学ぶことができました。
そして、改めて今後irodoriのメンバーとしてがんばろうと思うことができる時間となりました。(ラム)
この合宿をするまでは、事務所で会うことがあっても、なんとなくよそよそしさを感じたりしていました。
この合宿を通じて、みなが一人ひとり、チームの一員として、こどものためにCFAとして何ができるのかを考えられるようになったと感じています。
これからのCFAにますますご期待いただけたらと思います!