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あそび大学クラファン達成!ご支援ありがとうございました!!

この度は、あそび大学のガバメントクラウドファンディングに多大なるご支援ありがとうございました。

2023年、最後の日になんとか達成することができました。

 

あそび大学は完全無料で保護者の申し込みがなくても参加できる、文字通り「すべてのこどもたちのための取り組み」です。 実は「すべてのこどもたちが参加できる」という取り組みは世の中にそんなに多くありません。

参加費がかかることで困難世帯が参加できなかったり。

逆に困難世帯向けの取り組みは、対象が非常に限られていたり。

そもそも多くの取り組みは保護者の申し込みが必要なことで、こどもの意思とは関係なしに参加できるできないが決まっているという側面があります。

そういったハードルをなくし、ただただ「誰でも参加できるあそび場」があそび大学です。

 

あそび大学という取り組みが全国的に注目されてきたこともあり、東京都外からもたくさんの視察の方がいらっしゃいます。

すべて無料で誰でも参加できる取り組みということで「どんな資金調達をされてるんですか?」「企画書や事業計画が見たいです」と言われることも多いのですが、実はあそび大学は資金調達や事業計画が先にあったわけではありません。

「現代のこどもたちにはもっと自由なあそび場が必要だ」という想いだけで、思いっきり見切り発車をした取り組みです。

今どきのNPOはまず資金調達や事業計画が先にあって事業を始めるのが一般的ですが、お金もない、仕組みもない。「なにもないけどとにかくこどもたちのあそび場をつくろう!!」と仲間と一緒に少しづつ作り上げてきたのが今のあそび大学です。

 

最初にあそび大学を始めてから二年間。毎週、水曜日の9時から12時の3時間、わたしたち特定非営利活動法人Chance For All(CFA)、千葉大学の原教授と学生のみなさん、一般社団法人SSK、Seki Design Lab.と協働する4団体のメンバー約10名で熱い熱いMTGを行っています。

また、実際のあそび大学では毎回30人近くのボランティアの方がこどもたちのあそび場の準備や見守りのために参加してくれています。

たくさんの地域の大人によって支えられている、スマートさはなくて泥臭いけど大切な取り組みだと思っています。

今では年間2,000名ものこどもたちが遊びに来てくれるあそび大学。 2024年からはこどもたちにとってより身近な保育園、学校、児童館、学童などを「自由なあそび場」にしていきます!! これからも継続的に、そしてよりおもしろく活動できるよう努力して参りますので ぜひ、みなさんもあそび大学に遊びに来て下さい。

この度はご支援、誠にありがとうございました。

 

特定非営利活動法人Chance For All 代表理事 中山勇魚