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能登で移動式あそび場「プレイカー」始動!

こんにちは!CFAのむらせんです。

この夏、移動式あそび場「プレイカー」で、地震の被害がまだ色濃く残る能登各地を回っています。

「プレイカー」とは、その名の通りあそび道具をたくさん積んだ車のことで、車そのものでも、滑り台やひみつ基地ごっこであそぶことができます。プレイカーを置いたら、どこでも「あそび場」を作り出すことができる。そんな強みがあります。私たちはその強みを活かして、被災地でのあそび場づくり活動を実施します。

今後、夏休みは児童クラブ、放課後こども教室、仮設住宅などを周り、たくさんの場所であそび場を作る予定です!

元々こどもたちの居場所だった学校や学童、保育所、児童館などの多くが避難所になり、多くのこどもたちが地震の被害に遭うと同時に、居場所が失われるという状態になりました。公園や野球場も仮設住宅が立ち並び、外で走り回れるあそび場も失われてしまいました。

そんなこどもたちが少しでものびのびと遊ぶことができる時間と空間を少しでも作れるように、プレイカーで各地を回っていきます。

プレイカーを運営していて思うことは、とにかく人懐っこくて元気な子が多いなということ。地震の影響で大変な状況が続いている子もいますが、遊んでいるときの顔は本当に輝かしいものです。改めて、生まれ育った環境に関わらず全てのこどもたちがあそべる環境を作ることは大切な活動であると感じました。

そしてもう一つ思うことは、現地の方々がとても一生懸命に活動されているということです。

児童クラブの先生方お一人お一人にお話を聞いていても、どうにかこの厳しい環境の中でもこどもたちに健やかに過ごしてほしいという想いをひしひしと感じます。

私たちが目指すところは、「あそび場づくり」だけではありません。地元で一生懸命活動されている方のお手伝いをして、その方たちが持続的に活躍できるようなサポートをすることです。

プレイカーを通してたくさんのこどもたちや、そのこどもたちを見守る方たちと出会い、自分たちがこの活動を続けていかねばと思いを確かにする日々です。

今後も、地元の方たちに愛されるプレイカーを目指して活動を続けていきます。SNSで日々の活動をアップしていきますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。