ニュース

【イベント】3月6日「こども×社会課題」勉強会~「小1の壁」について考えてみよう~

こどもが小学校に上がると保育園時代に比べて、仕事と子育ての両立が困難になるいわゆる「小1の壁」。

小学生の放課後を預かる「学童保育」は一般的には保育園よりも終了時間が早いところが多く、こどもが小学生になると働き方を変える必要がある人も少なくありません。また、保育園と比べて、先生とのコミュニケーションが減り、こどもの様子がわからない、育児が孤独に感じるなどで、不安になる方もいます。

こうした一般的に「小1の壁」と呼ばれる社会的な問題の本質的な要因はどこにあるのでしょうか?

まもなく新年度ということで、今回は、小学校で現役教員として活躍されている楠本さんと、全国の親子を対象に新しい子育て支援インフラを作られている小笠原さん、そして、CFAの理事も務めてくださっているベネッセこども基金の青木さんをお招きして、CFA代表の中山と「小1の壁」について、そもそもどういったものなのかを掘り下げ、そして、「小1の壁」に直面した大人はどう関わるのがいいのか、また保護者の方のサポートの仕方などについてお話ししていきます。

▼こんな方におすすめです。

✔︎「小1の壁」というワードに興味がある方

✔︎保護者(小学生のこどもを持つ親)の方

✔︎来年度小学1年生に関わる先生、学童職員の方

✔︎これから小学生の子たちと関わろうとする大人(学生含む)

_________________________________________

《概要》

■日 時:2022年3月6日(日) | 開場 14:50 / 開始 15:00 / 終了 17:00ㅤㅤ

■場 所:オンライン会議システムzoom

■参加費:無料

▼以下のGoogleフォームよりお申し込みください。

*お申し込みいただいた方に参加用URLをお送りいたします。

https://forms.gle/NRRWGu5eFK4pR61K9

《登壇者》

■ 小笠原 舞さん

asobi基地 代表 / 合同会社こどもみらい探求社 共同代表

大学では福祉を学び、社会人経験を経て、保育士となる。こどもたちから得た学びを広げることが、「Well-being=誰もがよりよく生きる社会」につながると思い活動中。2012年 子育てコミュニティasobi基地をつくり、全国に仲間を作って支部を増やし続けている。2013年には「合同会社こどもみらい探求社」を設立。2020年には、自主事業「おやこ保育園」をオンライン化し、全国の親子を対象に新しい子育て支援インフラを作っている。

著書:「いい親よりも大切なこと 〜こどものために”しなくていいこと”こんなにあった〜」

プライベートでは、神戸市長田区の下町情緒と多様性あふれる人々とのつながりの中で、夫とこども・柴犬との暮らしを楽しんでいる。

ーーーー

■ 楠本美央さん

東京都公立小学校教員/EdcampTAITO実行委員長 

大学在学中に仲間とカフェを作った経験から体験的な学びの重要性を実感。一般企業に勤めた後、教員になる。青学ワークショップデザイナー育成プログラム修了生。ゲストを招いた授業や休日の親子向けワークショップ、先生との対話の場などを開催してきた。コロナ禍(第二子育休中)で耳にした多くの公教育に対する疑問の声をきっかけに、立場を越えて教育を考えられる地域コミュニティの必要性を感じEdcampTAITOを立ち上げる。将来的には学校と地域を行き来するコーディネーターのような働き方をしたいと考えている。

ーーーー

■ 青木 智宏さん

公益財団法人ベネッセこども基金・特定非営利活動法人Chance For All 理事

公益財団法人ベネッセこども基金。東京都町田市出身。(株)ベネッセコーポレーションのグローバル部門、学校部門、新規で放課後事業立ち上げを経て、2018年より現職。助成事業の他、自主事業にてNPO等と連携して、「重い病気を抱える子ども」や「経済的な困難を抱える子ども」の学び支援などを担当。プライベートではChance For Allなど複数の非営利組織の理事。ソーシャルセクターとビジネスセクターなどの人流を増やすことがミッション。イチローとCoCo壱が好き。

ーーーー

■ 中山 勇魚

特定非営利活動法人Chance For All 代表理事

早稲田大学教育学部卒業。18才の時に家庭の事情で家族が夜逃げ。東京都内のホテルやウィークリーマンションを転々とする。環境によって人生が大きく変わってしまう経験を経て「家庭や環境で人生が左右されないためにはどうしたらよいのか」を考え始める。大学在学中に様々な環境のこどもたちや教育のあり方について学んだり、学童保育の指導員として現場で勤務する中で放課後の可能性に着目。卒業後は保育系企業にて新規園の開発に従事。その後、IT企業でシステムエンジニアとして勤務しながら学童関係者とともに「こどものたちのための放課後」を実現するための準備を開始し、2014年にCFAKidsを開校。